居酒屋や焼肉屋でのアルバイトに夢中だった専門学校時代。根っから接客が好きなわたしでしたが就職先は新しいことにチャレンジを、とデスクワークに挑戦します。ところがやってみてわかったのはやっぱりわたしはお客様と話したい！ということ。そこでもともと興味のあったアパレルの世界に飛び込みます。

次の職場は大手アパレルメーカーのブランド。念願かなってショップ販売員としてキャリアをリスタートさせました。なによりやりたかった仕事。お客様と洋服選びの時間が楽しくて、充実した日々を過ごしていたんです。ところが大手だけにお客様とのコミュニケーションに距離を置かなければならなかった。そこに物足りなさを感じて、次のステップに。

3社目のセレクトショップではポップアップ型の店舗で全国の百貨店やショッピングモールを回っていました。ヘアアクセサリーを中心に実演で商品の良さを伝える仕事。実店舗でもないのに各地域でお客様がついてくれたりと、やりがいを感じながら取り組んでいたのですが、会社の方針変更で常設店を大阪に置くことが決まりました。さすがに大阪にずっといるのもなあ、と悩んでいたときに出会ったのがCINでした。

これから叶えていきたいことは、ANIECAを100年続くブランドにすること。アパレルブランドは2～3年続けばすごいと言われる時代に10年、20年、そして100年。パリコレに出て、世界中に店舗を構えて。世界中の人にANIECAを着てファッションを楽しんでもらいたいです。この目標を掲げて事業を拡大すれば会社にも貢献できるし、新たに仕掛けていくD2Cブランドにも好影響を与えられると思うんですよね。

入社してから嬉しかったのは2つあって。ひとつは前回の社員総会で社長賞をいただけたこと。事業責任者の岩田さんからいつも、わたしを壇上に上げてやりたい、と言われていたので。岩田さんの夢を叶えてあげられたのが本当に嬉しかったです。

そしてもうひとつ。いちばん嬉しいのはこうやってCINのECで働けていることです。そもそもいまこの仕事に携われていること、いまの自分でいられることがいちばん嬉しかったり、幸せだったり、やりがいのすべてだと感じています。だから矢印はいつも自分以外を向いている。誰かの夢を叶えることが、わたしのなによりの夢なんです。