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2024.03.10
【インタビュー】制度と風土の両面から、働くママを応援してくれる環境
CIN GROUPには仕事と子育てに奮闘中のワーキングペアレンツも多く在籍しています。今回はその中でも特に『働くママ』にスポットを当てて対談を企画。ワーママにとってCINってどんな環境?ワーママならではの悩みは?などなど赤裸々に語っていただきました!
【参加者】
YUKAさん/ECソリューション部/ママ歴4年8ヶ月(画像左)
SHIOMIさん/SALONソリューション部/ママ歴7年(画像右)
RIOさん/ECソリューション部大阪/ママ歴11ヶ月(画像中央)
事務のはずが適性と能力を買われて営業に(SHIOMI)
ーまずは現在のお仕事内容を教えてください
YUKA:私はつい先日部署異動したばかりなんですが、ECソリューション部でD2C業務に携わっています。アパレルの商品企画からSNS運用まで担当領域はかなり幅広いですね。異動前はWebソリューション部で風評対策などに取り組んでいました。
SHIOMI:昨年までは営業と内勤を兼務していましたが、つい先日、内勤専任スタッフが産休に入ったことから完全に営業事務にシフト。版元との申込書等のやりとりや部署で運用しているECサイトの在庫管理、顧客対応といった業務を手掛けています。
RIO:いま担当しているインスタ投稿に関する業務はYUKAさんから引き継いだものです。産休前の営業事務の仕事はどうしても周囲の動きにあわせなくてはならず、続けるのは難しいかもと悩んでいました。でもインスタ投稿業務は自分で時間を調整できるので、まさに渡りに船でしたね。
ーみなさんどういった経緯でCINに入社なさったんですか?
RIO:新卒で入社した美容商材販売会社で営業事務をやっていたんですが、たまたま知り合いにCINの人がいて。その方に営業事務だったらウチも募集してるよって。社風もいいし働きやすいからどう?とお誘いいただいたのがきっかけです。
YUKA:私は看護助手を3年ほど経験した後にCINに入社しました。理由は、女性ひとりでも自立できるスキルを手に入れたかったから。そして将来性を考えたらITやWebに関する会社だな、と探していたときに出会ったのがCINだったんです。
SHIOMI:人材派遣会社で法人営業としてキャリアを積んでいたのですが、結構ハードワークで。いまの夫と結婚する話になり、時間の融通が利く事務職に転向を決意。その時、営業事務募集をしていたのがCINだったんです。
YUKA:でもSHIOMIさん、CINでもずっと営業でしたよね?
SHIOMI:営業事務に応募したんだけど、不思議なことに入社3ヶ月後にはホットペッパーの営業をやっていました(笑)。能力と適性を高く評価されて、とのことだったし、前職より時間の融通が利くようにもなったので、結果としては良かったかと。その後、子どもが生まれてからいまのような働き方をさせていただいています。
子育ては予測不能なイレギュラーが多発する(RIO)
ー現在のワークスタイルを教えてください
YUKA:勤務形態はフルタイムで、週3でリモートワークしています。部署の責任者からはフルリモートでもいいよって言われたんですが、やっぱり出社したほうがコミュニケーションが取りやすいし楽しいじゃないですか。
RIO:逆に私はフルリモート。自己完結しやすい業務特性を活かしています。勤務時間自体はYUKAにさんと同じくフルタイムです。勤務開始時間から逆算して朝8時20分に子どもを保育園に預けています。
SHIOMI:私は二人子どもがいて、上が小学生で下が保育園なんです。で、出社は月に1回。ほぼフルリモートです。
RIO:小学校にあがると少しは楽になる、みたいなイメージがあるんですけど、そのあたりって実際どうなんですか?
SHIOMI:いや、逆に大変になりますね。帰ってくるのが早いから。ウチも上の子はいまはまだ学童に通っているからいいけど、3年生以降は預かってくれないから…仕事時間の確保が難しくなりそうです。
ーなるほど、他にも仕事と子育ての両立でのお悩みは?
YUKA:やっぱり残業が難しい点ですね。みんなが忙しい時でも帰らなきゃいけない。いつも申し訳ないな、って気持ちでいっぱいです。しかも周囲もものすごく気持ちよく送り出してくれる。それがありがたくて、一層がんばらなきゃといつも思っています。
RIO:ウチはまだ11ヶ月なんですが、子どもが割と頻繁に体調を崩すのが悩みのタネです。
YUKA:わかる!小さい頃ってすぐ熱だすしね。
RIO:急なお休みをいただかなきゃいけなかったり、午前中で調整して病院に行ったりとか。予測不能なイレギュラーが度々発生することが悩ましいです。
SHIOMI:私はそういうとき以前なら母に来てもらっていたけど、コロナ以降はさすがに高齢者は呼べない、となりましたね。そのぶんリモートが使えるようになったので痛し痒しですが。
YUKA:リモートのおかげで家で病気の子どもの面倒を見ながらなんとか乗り切るスタイルが定着しましたよね。
SHIOMI:あと“子どもがいる家庭あるある”なんだけど、家族全員がノロウィルスに感染しちゃったことも。多少の体調不良なら乗り切るけどさすがにノロは無理でした。急に早退せざるをえなくなり、他の内勤メンバーに迷惑かけてしまいましたね。
ママになっても新たな挑戦ができる(YUKA)
ー仕事の上で気をつけていることってなんですか?
SHIOMI:生産性の高さ、効率の良さを特に意識しています。リモートってよくも悪くもついズルズルと仕事し続けてしまいがち。でもそれは周囲にも気をつかわせることになるから改めるようにしています。
YUKA:どうしても時間に関しては迷惑をかけてしまう面がありますよね。だからこそ日々の仕事への姿勢や持ち前の明るさなどで、みんなから快く大丈夫だよ、と言ってもらえるような人間にならなきゃと常に心がけています。
SHIOMI:えらい!具体的にはどんなことを?
YUKA:職場の雰囲気がピリッとしているときも明るい話題を提供したり、誰がやる?みたいな時もやれることであれば手を挙げるとかですね。とにかく時間以外の面で貢献することを意識しています。
RIO:私はどんな小さなことでもすぐチャットで相談しています。自分の苦手なことまでひとりで抱え込みすぎて、逆に業務効率が下がったこともあったので…上司はもちろん周囲の人にもアドバイスをもらって実践しています。
ー三人三様で意識の高さを感じます。仕事のやりがいは?
YUKA:ECのD2Cだから自分のやったことで商品が売れたときですね。時間が限られている中で打った施策が当たると手応えを感じます。
RIO:作成したデザインが一発OKもらえるとうれしいです。あと、投稿記事にいいねとかコメントがいっぱいつくとモチベーションが上がりますね。
SHIOMI:入社10年目にして全くやったことのない新しい業務にチャレンジできていることですね。マンネリ化しないというか、新鮮な刺激で頭が活性化するというか。
YUKA:それは私もそうで、ママでもこんなに挑戦させてもらえるんだ、って。周りの友人を見ているとママになると諦めなければいけないことが結構多いみたいで。私は7年目なんですけどいまだに新しいことにチャレンジできていて、本当に恵まれていると思います。
一人ひとりの声に耳を傾けてくれる(SHIOMI)
ーCINはワーママにとって働きやすい環境なんですね?
YUKA:挑戦させてくれるとか周囲の理解があるという風土の面はもちろんなんですが、スマ勤(※注)という制度が本当に便利で。勤務時間を前倒しにも後ろ倒しにもできるから、子どもを病院に連れて行ってから業務開始、みたいな働き方もできるんです。
RIO:YUKAさんの言う通り、スマ勤にはめっちゃ助けられてます。いまは基本的に9時始業18時終業を選択していて、おかげで保育園のお迎えも無理なくできているんですよね。
SHIOMI:きちんと一人ひとりのママの声に耳を傾けてくれる点はありがたいです。もちろんそれが叶うのにはきちんとした実績や成果をあげていることが条件になるのですが。それにしても話を聞いて融通を効かせてくれるのは感謝しかないです。
ー周囲の協力体制も万全なんですね
RIO:実は昨年末に家族みんなでコロナに罹ったんですが、休んでいる間の業務に関してこちらからお願いする前にみんなが動いてくれて。仲間が自主的に協力体制をつくってくれるあたりはワーママだけでなく、ワーパパにも安心材料になるんじゃないでしょうか。
YUKA:いやほんと、わたしたちが急に休むのって正直みんなに負担かけていると思うんですよ。決して簡単なことじゃないはずなんです。それでも本当に気にしないで任せて、って言ってくれるのには救われるし、だからこそそれに甘えてばかりではいけないなって。
SHIOMI:確かにそうですよね。休むにしても帰るにしても、なんというか変な“圧”みたいなものも一切ないですからね。そういう空気をつくってくれている周囲のみんなにも恩返ししたいですよね。
ー今後の目標やチャレンジしたいことは?
YUKA:異動したばかりなので、いままさに絶賛チャレンジ中です。実は娘とふたりで、いっぱい稼いで大きなお家に引っ越して犬を飼う、という目標を立てていて。保育園のお迎えが遅くなると娘がグズることもあるんですが、その度に犬を飼うために一緒にがんばろうねって。とにかく仕事の腕を磨いて一流になって、昇給や昇格を目指します。
RIO:私もいまの仕事に一日も早く慣れることが目の前の目標ですね。まだまだ完璧とは言い難いので、まずは作業スピードを上げること、ミスを減らすことの両立を目指してがんばります。ワーママだからこそ事業や業績に大きく貢献できるように。
SHIOMI:私は産休育休から戻ってきたメンバーが活躍できる仕組みを作るのが目標です。復職後すぐに以前と同じパフォーマンスを、というのはなかなか大変ですよね。だからといって全員内勤というわけにもいきません。どういう働き方なら子育てしながら活躍できるか、働きやすいか。この先一年かけて追求していきたいと思っています。
ーCINであれば話も聞いてもらえるし、チャレンジもできますからね。働きやすさだけでなく働きがいある職場をみなさんの声をもとにつくっていけるはずです。本日はお時間ありがとうございました!
※スマ勤…スマート出勤(時差出勤)制度。8:00~17:00/9:00~18:00/11:00~20:00など、業務優先の上で勤務時間を選択することが可能な制度です。